ここからは、仕入れを学んでいきましょう。
仕入れをするために必須となる知識とスキルについて解説していきます。
基礎が理解できていなければ、どんな仕入れもできませんので
まずは、基礎を身につけて仕入れにチャレンジしていきましょう。
【もくじ】
基礎中の基礎
本教材でお伝えする、せどりのビジネスモデルにおいて
仕入れの基本中の基本となることを抑えておきましょう。
✅扱う商品ジャンル
どんな商品が仕入れ対象になるのか。
扱える商品ジャンルを把握しておきましょう。
本教材にてお伝えするノウハウにおいては、
下記のような商品ジャンルが対象となります。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- 本
- CD
- DVD/ブルーレイ
- ゲーム
- おもちゃ(ホビー)
- 家電
- ヘルビ(ドラッグストア)
[/su_note]
CDとDVDについては、原則Amazonでの出品はできないので注意しましょう。
また、サプリメントは避けておくほうが無難です。
アカウント停止につながるトラブルなどが起きやすい印象です。
✅店舗せどりと電脳せどり
せどりの仕入れ方法には、大きく分けて2通りの方法があります。
それが、店舗せどりと電脳せどりです。
2つの違いはシンプルです。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- 店舗に足を運んで仕入れをするのが店舗せどり
- インターネット上で商品を仕入れるのが電脳せどり
[/su_note]
本教材では、店舗せどりも電脳せどりも取り扱っていきますので
とりあえず、言葉の意味と違いを頭に入れておいてください。
仕入れツールの使い方とリサーチの基礎
準備編で用意していただいたツールの使い方を解説します。
せどりの仕入れは、これらのツールの使い方を抑えておくだけで実践可能です。
リサーチのコツは、後の章で解説しますが、本項が最重要と言って良いでしょう。
✅モノレートの使い方
※追記
モノレートが2020年6月30日でのサービス終了を発表しました。
現時点で代替できるツールは「デルタトレーサー」と「keepa」です。
デルタトレーサー:https://delta-tracer.com/
keepa:https://keepa.com/
keepaは、有料化しないとランキングの確認はできません。
価格は、月額15€(ユーロ)で、日本円にして約1,800円です。
アマコードと実質的な連携もできましたので
店舗せどりでも使用可能です。
keepaについて至急ブログを更新しましたので、参考にしてください。
https://sedori-hero.jp/keepa/
引き続き、新たな情報が更新され次第発信して参ります。
下記のブログ記事でも、随時発信しています。
https://sedori-hero.jp/monorate-heisa/
機能はさまざまありますが、全てを使いこなす必要はありません。
最低限、下記を覚えておけば、せどりの仕入れはできます。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- 販売価格の確認(利益がとれるかどうか)
- 商品需要の確認(売れるかどうか)
[/su_note]
せどりは「安く仕入れて高く売る」が収益化の条件なので
売値と需要の有無さえ分かれば、仕入れるべき商品かどうかが判断できます。
モノレートを使った具体的な調べ方は動画にてどうぞ。
いずれも使いみちは同じなので、好きな方を使ってください。
両方を試しつつ、好みで決めれば良いかなと思います。
動画では、パソコンでモノレートを見ていますが
スマホでも、ほぼ同じようにチェックすることができます。
店舗で仕入れる時は、スマホで参照すればOKです。
✅アマコードの使い方
店舗せどりでバーコードから商品情報を読み取ることができます。
本来なら使い方の動画を撮りたかったんですが
スマホ画面の撮影が難しいので
下記のブログ記事を参考にしていただけると助かります🙇
👉参考:【必要な機能だけ】店舗せどり専用アプリ「アマコード」の使い方
基本的にモノレートの読み方が理解できていれば
滞りなく使っていただけるんじゃないかなと思います。
売値と売れ行きの確認ができればOKです。
ちなみに、バーコードリーダーの類が使用禁止となっている店舗もありますので
その場合は、手打ちで商品検索するしかありません。
マナーは守りましょう。
✅売れる商品の見極め方
商品自体が売れているからといって、
必ずしもあなたのストアの商品が売れるとは限りません。
つまり、強豪となるライバルセラーも見つつ
売れるかどうかを予測していく必要があります。
感覚的な要素が強く、結局のところ
経験を積みつつコツを掴んでいくしかないのですが
考え方を伝えるために動画を撮ったので参考にしてください。
あくまで目安です。頭を使って実践していきましょう。
なお、新品において、Amazon本体が出品している商品については、
避けておくほうが無難です。
Amazonからカートを奪取するのは難易度が高く、
価格をかなり下げる必要が出てくるからです。
✅仕入れ基準について
上述の見極め方を踏まえて、下記の基準で仕入れましょう。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- 1〜2週間で売れる商品を狙うのが基本
- 資金に余裕のある方は、1ヶ月くらいまでは伸ばしてもOK
[/su_note]
また利益率については、下記をめざしましょう。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- 店舗せどり:利益率30%以上
- 電脳せどり:利益率20%以上
[/su_note]
あくまでも、僕の感覚なので
なかなか仕入れができないという場合は、少し緩めてもOKです。
少し緩めてチャレンジしていけば、
徐々に仕入れ基準も改善していくはずです。
✅中古仕入れの利益予測
中古商品を仕入れる場合の利益予測については
必ずしもAmazonの最安値と比較すれば良いわけではありません。
中古品はコンディションや付属品の有無により価格が変わるため
仕入れようとしている商品の価値を見極め
適正価格を判断した上で、利益予測をしましょう。
✅プレミア商品のリサーチ方法
本教材の仕入れ手法においては、
プレミア商品を事前リサーチしリスト化する作業が
必要になるケースがあります。
ここでは、ひとまずプレミア商品のリサーチ方法を解説しておきます。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
URLに追記する文字列:&pct-off=-0
[/su_note]
✅仕入れ時はポイント獲得を忘れない
店舗せどりでも電脳せどりでも貰えるポイントは確実に獲得しましょう。
例えば、ヨドバシカメラのゴールドポイントのような店舗固有のポイントや
Tポイントのような複数店舗で獲得できるポイントなどですね。
仕入れと同時にポイントを獲得しておけば
次の仕入れ時に、さらに値引きができるのでお得です。
✅利益商品はリスト化しておく
一度、稼ぐことができた商品は、繰り返し仕入れることができます。
店舗せどりでも電脳せどりでも、リピート仕入れは
安定収入を作るためのポイントになりますので
利益商品はエクセルなどにまとめてリスト化しておきましょう。
また定期的に眺めて、ある程度アタマに入れておくと
店舗せどりの際に「目利き」ができるようになります。
商品ジャンル別のリサーチのコツ
商品ジャンル別にリサーチのコツを解説します。
別資料にまとめましたので、下記からどうぞ。
👉商品ジャンル別のリサーチのコツ
仕入れにおける注意点
仕入れを実践する前に、いくつかの注意点も抑えておきましょう。
いずれも、重要な注意点になりますので、実践前のチェックが必須になります。
✅初心者こそ丁寧にリサーチしましょう
店舗でのリサーチでも電脳でのリサーチでも言えるのですが
リサーチすべき対象商品は、ひとつも見逃すことなく丁寧にリサーチしましょう。
たとえば店舗仕入れでリサーチすべき値札が残っているにも関わらず
「ここには利益商品はなさそうだ・・・」と決めつけてスルーしてしまう人は
少なくありません。
初心者こそやってしまいがちなミスなので、
利益商品かどうかは感覚で判断せず、必ずリサーチして判断するようにしてください。
✅出品不可=出品規制のかかった商品に注意する
一部、Amazonに出品できない商品が存在します。
出品できない商品を仕入れても稼ぐことはできませんので注意しましょう。
新規アカウントにおけるCDもそのひとつですが、
ほかにも、商品のメーカーやカテゴリーによって
出品できない商品があります。
※メーカー規制の解除方法については、販売戦略編にて解説しています。
また、出品制限の範囲は、アカウント開設のタイミングなどで
アカウントごとに異なるため、仕入れ前にチェックするようにしましょう。
Amazon Sellerアプリを使い下記の手順で確認するのがおすすめです。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- 商品登録をタップ
- 確認したい商品を検索(検索方法:商品名/JANコード/型番/バーコードスキャン)
- 該当の商品をタップ
- 該当のコンディションをタップ
- 出品条件の記載内容を確認(出品できますと表示されていればOK)
[/su_note]
スクリーンショットも載せておきます。
1.商品登録をタップ
2.確認したい商品を検索
3.該当の商品をタップ
4.該当のコンディションをタップ → 5.出品条件の記載内容を確認
✅アカウント開設直後における新品の仕入れ
アカウント解説直後は、真贋調査の対象になりやすいため
ひとまず新品は出品しない方が無難と言われています。
開設後、3ヶ月間は新品の仕入れは控えるのが安全でしょう。
あくまで対策の一環なので、これをしておけば真贋調査が来ない
ということではありませんが、リスクを小さくするための対策のひとつになります。
とは言え、古物商の取得を後回しにしたい場合は
新品仕入れからスタートすることになりますので
リスクの面を踏まえてご判断いただければと思います。
✅商品検索時の取り違い(商品情報の相違)
仕入れようとしている商品と、ツールで見ている商品が相違しているケースです。
電脳せどりにおいて、手打ち入力で検索をする場合は、特に注意が必要になります。
商品を検索する時は下記のような情報を検索窓に入力して実行しましょう。
[su_note note_color=”#E0F8F7″ text_color=”#333333″ radius=”3″ class=””]
- JANコード=バーコード下の文字列
- 型番(家電の場合)
- 規格品番(CD/DVDの場合)
- ISBNコード(本の場合)
[/su_note]
基本的には「JANコード」検索がおすすめです。
規格品番やISBNコードがどこに書いてあるか分からない場合は
お手数ですが、Google画像検索で調べていただくと分かると思います。
✅本の新品は再販価格維持制度に注意
本の新品は定価以外の価格で売ってはいけないというルールがあります。
定価を超えた価格で売るのもNG、定価より安く売るのもNGです。
これは、Amazonの規約的にも法律的にも違反になります。
実際に定価以外の価格で売っているセラーが見受けられますが
つられてしまわないように注意しておきましょう。
✅レシートやクレジットカードの明細は保管しておく
確定申告のためにとっておきましょう。
経費として計上できなくなってしまいます。
管理をサボると、確定申告の時期が近づいてからあわててかき集めることになるので
最初の段階から、きちんと保管しておくことをおすすめします。
余談ですが、仕入れ費用については売れた分の仕入れに関しては経費として計上が可能です。
在庫として残っている商品に対する仕入れ値は、計上不可となります。
✅売上全は次の仕入れに使う
最初のうちは、売上はすべて次の仕入れに使いましょう。
たとえば、月収20万円稼ぎたい人が、3万円稼いだ時点で
その売上をプライベートに使ってしまったら、資金が増えないので
永遠に月収20万円は達成することができないからです。
せめて目標を達成するまでは、売上は全額仕入れに使ってください。
資金を雪だるま式に転がして増やしていきましょう。